会社を見る眼トレーニング5
マネーの動きROA編
今日は数字編の最後です。
本当はCF(キャッシュフロー計算書)なども行きたいのですが
また違ったところで説明しますね。
ROAとは
資本利益率と言いまして
投入したインプット(資産:投下資本)に対して
どれだけ効率的に成果(利益)を
生み出したかをみる指標です。
競争優位性を図るものさしでもあり
規模が違う企業でも比較することができます。
例えば
A社は
500万円の資産で100万円の利益を生み出す。
B社は
10000万円の資産で500万円の利益を生み出す。
さてどちらの方が効果的に利益を生み出しているでしょうか?
額でいうとB社のほうがA社より400万円も利益が高いですよね
500ー100=400
しかし
しかし、率でいうと
A社は(100/500)*100=20%
B社は(500/10000)*100=5%
となってしまい
A社の方が効率よく利益を上げていることがわかります。
という具合に
売上〇〇万円と一概に言っても
本当に効率よく利益を生み出せているかは
わからないということですね。
でも確かにリアルな
額が必要な時もあることも否めないところではありますが。
ROAを比較して
明らかに突出した指数を叩き出しているところは
その業界のルールとは異なる
「仕組み」を持っているのかもしれませんね
では
今日はこの辺で